今回は、もう少しで無料接種期間が終わってしまう!と知り、村上病院の先生方にお話を伺ってきました。
子宮頸がんワクチン無料接種が今年の9月までに予約を取らなきゃ間に合わなくなる?って本当ですか?
その通りです。子宮頸がんワクチン接種には、最低6か月間はかかるので、2024年9月にスタートしないと間に合いません。
Dr.yuko
おおむね、16才~27才の女性です。正確には「1997年4月2日~2006年4月1日生まれの女性」が接種対象者となります。
Dr.satoko
子宮頸がんワクチン
キャッチアップ接種
接種対象者 | 1997年4月2日~2006年4月1日生まれの女性 過去に子宮頸がんワクチンの接種を3回受けていない人 |
費用 | 全額公費負担で無料 |
実施期間 | 2025年3月31日まで |
小学校6年生~高校1年生相当の女子は無料の子宮頸がんワクチン定期接種の対象者になります。
Dr.yuko
子宮頸がんはワクチンで予防ができます
子宮頸がんはヒトパピローマウィルス(HPV)が原因となり、主に若い世代(20代~30代)の女性に発症するがんです。HPVは性交渉経験がある女性であれば、50%以上が生涯一度は感染するとされる、一般的なウイルスです。
ママパパ世代でも発症する人が多いので、気になります
今回は佐世保市の村上病院のお2人のDoctorに、読者の皆さんから寄せられた「子宮頸がんワクチン」についての質問に答えていただきましたので、参考にしてくださいね♪
昔1回は打ったんだけど、その後はずっと打っていないのですが、いいのかな?
接種間隔があいても接種可能です。残りの2回は無料接種できます。
Dr.yuko
効果はあるというデータがありますので、おすすめします。
Dr.satoko
子宮頸がんワクチン接種をする時に、保護者の同意は必要ですか?
子宮頸がんワクチン接種にあたって保護者の同意が必要となるのは16 歳未満の方です。そのため、キャッチアップ接種の対象者は、保護者の同意は不要となります。
Dr.yuko
うちの病院では、2種類ご用意しています。ほぼ100%「シルガード9」を打っています。有料ですが男性用に「ガーダシル」もご用意しています。
Dr.satoko
HPVの内、6、11、16、18、31、33、45、52及び58型による感染を防ぐワクチンです。シルガード9に含まれるHPV型により日本人の子宮頸がんの原因となるHPV型の88.2%をカバーします。性感染症の一種である尖圭コンジローマの予防も可能です。
シルガード9は年齢によって選択可能な接種回数が異なります。
Dr.yuko
村上病院での子宮頸がんワクチンの詳しい情報は、こちらのページをチェック!
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不安なことや質問があれば、お気軽に病院へお問い合わせください
子宮頸がんワクチンの予約優先枠も増やしていますので、ぜひ利用してください
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