教えて直樹せんせい 新型コロナウイルス感染症

〇「コロナ不安」への対応方法

佐世保やその近郊でも新型コロナウイルス感染者がポツポツ出ています。「今日の感染者は?」「どこの人?」「勤め先は?」などなど、やっぱり気になりますよね。そこで、「コロナ不安」への対応方法について、不安症やパニック症のカウンセリングを専門にしている公認心理師・臨床心理士の吉田直樹先生に聞いてみました。(2020年7月・8月号掲載)

今は自分が持っているパワーの80%ぐらいで行きましょう!ちょっと余裕を残しておくことが大切ですよ。


新型コロナウイルス感染症のことで頭がいっぱいです。何か気持ちが落ち着かず、ピリピリしたり、イライラしています。子どもにも悪影響なのはわかっているのですが…。

テレビやネットには新型コロナウイルス感染症の情報が溢れていますが、たくさんの情報に振り回されていませんか?ニュースやワイドショーなど、毎日1つの番組を決めて視聴するといいでしょう。また、SNSはネガティブワードを入れると、それに関連するマイナスの情報ばかりが出てきて、気分が落ち込むことがあるので気を付けることが大切です。

子どもが新型コロナウイルス感染症に感染しないか心配です。子どもが感染したら、私はどうしたらいいのか?いつも考えています。

新型コロナウイルス感染症に子どもや家族が感染するか?しないか?は、ウイルスの特性上、私たちにはどうすることもできないことです。まず、自分ができる範囲を超えている問題については、「どうすることもできない」ことを受け入れることが大切です。「園や学校では対策はしてるの?」「先生や他の子どもも気を付けている?」などあれやこれや考えるのではなく、きっぱり諦めることが、このような異常事態の中では必要になります。

新型コロナウイルス感染症を知れば知るほど無力感を感じます。ワクチンも治療薬もない中で、どうしたらいいのでしょうか?

確かに「できないこと」も多いのですが、私たちが「できること」もあります。3密を避けたり、マスクをつけたり、手指消毒に努めたり…。このような時こそ、自分ができることに焦点を当ててみましょう。決して私たちは無力ではありません。そして、家族や友達などとのつながりや心のふれあいが、私たちを支えてくれます。「できること」をあきらめずに一人一人が続けることがウイルスと共存する方法であり、自分だけではなく、ひいては家族や友達の役に立つことを信じていきましょう。

新型コロナウイルス感染症について考えることも疲れてきました。プラスに考える方法ってあるんですか?

日常の些細なことに注目してみましょう。例えば、「今日はご飯がおいしかった」「子どもと遊んで楽しかった」「家族でゆっくり過ごせた」など…。何気ない日々の「ひとコマ」をじっくり味わうと、どうですか?「コロナの前と、あまり変わらないね」「結構、楽しめてるかも!」「おうち時間も悪くないよね♪」気持ちがちょっとポジティブに振れてきますね?あとは、子どもとハグしたり、パートナーと手をつないだり、ペットとじゃれあったりすれば完璧です!

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